除夜の鐘のお知らせ@12/31(木)
本年度の除夜の鐘は感染症対策のため、お昼から鐘撞きをはじめ、併せて、名称を「大晦日の鐘撞き」といたします。手作りの飲食物の提供も行いません。
参拝の方が密集しないよう、お昼から深夜まで仏教的な体験のできる体制を整えておりますので、ご都合のよい時間帯にお参りくだされば幸いです。
当日の日程や詳細は次の通りです。
●当日の日程
お昼12時 鐘撞き初打。写経・知恩観・懴悔のお焚き上げ受付開始
夜の10時 ライトアップ、焚き火・缶飲料提供開始
11時50分 新年の祈願法要(30分程度)
1時30分 各種受付終了
お昼12時~深夜1時30分まで好きなタイミングで、「写経」「知恩観」「懴悔のお焚き上げ」に参加することができます。全て参加費はかかりません。
●飲食物
例年、提供していた甘酒・玉コンニャクなどの手作りの飲食物の振る舞いは行いません。代わりに、参拝者の方へ缶飲料を配布する予定です。
●鐘撞き
住職の第一打の後は、どなたでも無料で鐘を撞いていただけます。
●写経
日本の歴史のなかで最も書写されてきたお経「法華経」の写経です。長短、数種類のお経を用意しているので、気軽に参加したい方にも、じっくり取り組んでみたい方にもお楽しみいただけます。ボールペンや筆ペンの貸出も行いますので、手ぶらで参加ください。
●知恩観
今までの人生をふり返り、様々な人にしてもらったことを思い出しながら、感謝の気持ちをじっくり感じる瞑想です。鎌倉時代の僧侶、日蓮聖人(にちれんしょうにん)はヒトの根本の道徳として「知恩報恩(ちおんほうおん)」を説かれました。これは、自分が受けている恩を知って、恩返しをすることです。これを元に、自分の受けた恩をよく知るための方法として考案したのが「知恩観」です。
●懺悔のお焚き上げ
一年の反省の言葉をしたため、自ら行っていただくお焚き上げです。所定の用紙へ記入した反省の言葉を、神仏へ許しを乞いながら香炉へくべていただきます。
●新年の祈願
入退場自由の、30分程度の法要です。過ぎ行く年を無事に過ごせたことを感謝し、新年の除災招福を祈願します。
それでは、みなさまのお越しを心よりお待ちしております。